中国にMERSを持ち込んだ韓国人男性、部下の妻が訴訟準備進める―中国

Record China    2015年6月9日(火) 18時37分

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8日、中国メディア・新浪は、中東呼吸器症候群パニックに巻き込まれた中国人女性が、その原因となった韓国人男性を訴える準備を進めていると伝えた。資料写真。

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2015年6月8日、中国メディア・新浪は、中東呼吸器症候群(MERS)パニックに巻き込まれた中国人女性が、その原因となった韓国人男性を訴える準備を進めていると伝えた。

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広東省深セン市に住むこの女性の夫は、中国に入国した後にMERS感染が確認された韓国人男性の部下だ。韓国人男性は同省で開かれる技術交流会に参加するため、体の不調を感じながらも中国に出張した。男性を案内したのが女性の夫で、ホテルの同じ部屋に宿泊したり、一緒に食事をしたりしたという。男性は発熱症状を訴えるも「ただの風邪だ」と説明したため、女性の夫は風邪薬を買いに行ったが、薬を渡そうとした時、男性はすでに隔離されていた。

韓国人男性のMERS感染が判明したことで、密接な接触のあった女性の夫も隔離された。女性は隔離されないまでも観察措置が取られており、「まともな生活が送れなくなった!」「怖いのはMERSではなく、周囲の視線」と憤りをあわらにしている。女性はすでに弁護士に依頼し、夫の会社と韓国人男性を相手に訴訟を起こす準備を進めており、経済的損失と精神的損失に対する賠償を求めるとしている。(翻訳・編集/野谷

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