<中国食品>日本からのコメなど相次ぐ農産物輸入、狙いは「品質向上の目安作り」―中国

Record China    2007年9月6日(木) 12時28分

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5日、広東省農業庁の専門家は、相次ぐ農産物の輸入は中国の生産者に対し品質向上の目安にするためだと述べ、輸入への依存を危惧する声を打ち消す見解を述べた。写真は高値で販売された日本産コメ。

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2007年9月、中国では農産物の輸入の話題が相次いでいる。米国産豚肉を大量に輸入し、販売を始めるという噂もあるし、日本のコメが中国市場に初登場したのも記憶に新しいところだ。いずれも価格は国産の数倍にも上り、品薄を埋めるというよりは、富裕層の消費欲を満たすブランド品としての意味合いが強い。しかし、タイ産コメや米国産リンゴなど市場に定着した農産物も多く、このまま輸入品に依存するようになるのでは?との不安がささやかれている。

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これに対し、広東省農業庁の専門家は9月5日、全くの杞憂であると不安を打ち消す見解を述べた。中国が農産物の輸入に力を入れる理由は、中国の生産者に対し品質向上の目安にしてほしいからだと話す。

輸入品は「天然」「有機」「安全」「エコ」に加えて「食感」の良さという魅力があり、国産品はとても太刀打ちできない。すでに牛肉で始まっているように中国の生産者が外国の品種を輸入、交配することで、品質向上に努力してほしいと話している。(翻訳・編集/WF)

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