2015年6月10日、中国・環球時報（電子版）は、韓国の最高学府と称されるソウル大学が教員懲罰委員会を開き、女子学生に対するセクハラ問題を起こした経営学部教授の罷免を決定したと報じた。

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9日付の韓国・ニューシスによると、ソウル大学は同日、5日に行われた懲罰委員会で、今年2月に女子学生にセクハラ行為をした経営学部教授に対し、学内で最も重い処分である教授職務の罷免を決定したことを明らかにした。

職務を罷免されると、5年間は公務員や教授になれないほか、退職金や年金の支給にも影響が出る。

ソウル大学の複数の女子学生は今年2月、同教授からセクハラ行為を受けたと大学の人権センターに訴えた。教授は講義後の食事の席で女子学生の頬や手の甲にキスをするなどしたという。人権センターは同4月、学校側に厳しい処分を求めていた。

同大学では近年、教授による学生へのセクハラスキャンダルが複数起きている。（翻訳・編集/柳川）