Record China 2015年6月12日(金) 6時58分
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11日、新華社は、韓国の中東呼吸器症候群への対応をめぐり、その流行を防げなかった原因について分析した。資料写真。
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2015年6月11日、新華社は、韓国の中東呼吸器症候群(MERS)への対応をめぐり、MERS流行を防げなかった原因について分析した。
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韓国のMERS感染者は11日に122人にまで増えており、初めて妊婦の感染が確認される事態となっている。当初、政府はMERSの危険性を正確に理解していなかった。また、感染力や感染経路についての把握も足りず、これが急速な感染拡大へとつながった。
次の原因として、韓国独特の「医療文化」が挙げられる。市民は通常、複数の医療機関で診察を受けることからウイルスが広がるリスクは高い。病人に対してお見舞いや介助を積極的に行う点も感染リスクを高める原因となっている。
さらに、情報公開の遅れや隔離措置の不徹底などのミスも見られ、政府がMERS感染者の受診施設を発表したのは2次感染が確認された後のことだった。
また、隔離対象者がゴルフに出かけるなど一部の身勝手な市民の行動と当局の管理の漏れが、事態をさらに危機的な状況に向かわせる結果となった。(翻訳・編集/野谷)
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2015/6/11
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