2015年6月13日、中国・網易によると、ESPNブラジルは、サッカー中国スーパーリーグ・広州恒大の監督に就任したルイス・フェリペ・スコラーリ氏が、元ブラジル代表のロナウジーニョ獲得をクラブに提案したが却下されたと報じた。

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豊富な資金力で中国内外の名選手を獲得しアジアを代表する強豪クラブへと成長した広州恒大。新たに名将ルイス・フェリペ・スコラーリ監督を迎え、さらなる飛躍をはかっている。そのスコラーリ監督はクラブにロナウジーニョ獲得を提案したという。

ロナウジーニョはブラジル代表やバルセロナで活躍した名選手だ。だが14年から所属しているメキシコのケレタロFCでは監督と衝突し、退団が決定的になっていた。米メジャーリーグサッカーへの移籍や引退が取りざたされる中で、恩師スコラーリ監督が獲得を希望した。

だが広州恒大は、基本的に28歳以上の外国人選手は獲得しない方針だ。昨年、この方針に反してディアマンティ、ジラルディーノと2人のベテラン選手を獲得したが、期待値以下のパフォーマンスだったこともあり、年齢原則を堅持する方針を固めている。35歳のロナウジーニョは対象外だとしてクラブ側は監督の求めを却下したという。（翻訳・編集/増田聡太郎）