Record China 2007年9月8日(土) 0時21分
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7日、上海市に住む7歳から17歳までの青少年の肥満率は12.5%で、全国平均の約3倍も高いことが明らかになった。18歳以上の成人の肥満率も平均より高めだという。
2007年9月7日、上海市の復旦大学で前日開催された国際栄養学フォーラムで、上海市民の食生活と健康に関する調査結果が発表された。
それによると、上海に住む7歳から17歳までの青少年の平均体重超過率は16%、肥満率は12.5%であり、それぞれの全国平均である8.5%と4.4%に比べると3倍近く高いという。
18歳以上の成人の平均体重超過率は29.2%、肥満率は3.8%で、これらも全国平均の18.9%と2.9%に比べると大きく上回っている。
また、15歳以上の上海市民の高血圧患者比率は30.37%で、これも全国平均の17.6%を大幅に上回る。
栄養学専門家の意見では、この20年間で上海市民の食生活が穀物中心から肉中心に変わったことと油の摂取量が増えたことが肥満の原因だ。動物実験でも小食グループのほうが大食グループより寿命が長いため、上海市民にカロリー摂取を控えるよう、地元の報道機関は呼びかけている。(翻訳・編集/本郷智子)
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