日中韓の相互好感度、日中は「最悪」、中韓は「まだまし」―中国メディア

Record China    2015年6月15日(月) 21時3分

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15日、網易は英BBCによる国別好感度調査を引用し、日本・中国・韓国について「相互好感度が最悪なのは日中、中韓はそれに比べれば良い方だ」と報じた。写真は2012年の反日デモ。

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2015年6月15日、網易は英BBCによる国別好感度調査を引用し、日本・中国・韓国について「相互好感度が最悪なのは日中、中韓はそれに比べれば良い方だ」と報じた。

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英BBCが、カナダの国際調査機関・グローブスキャン(GlobeScan)と米メリーランド大学国際政策意識プログラム(PIPA)と共同で実施した好感度調査によると、中国人の日本に対する評価は「否定(概してマイナス、Mainly Negative)」が圧倒的多数を占め、その傾向は年々悪化している。

2010年の調査によると、中国を肯定的に評価した日本人は20%に満たず、否定的評価は40%に迫る勢いだった。一方、中国人の日本に対する評価も、肯定は約30%、否定は約半数を占めた。14年の調査との比較では、日中ともに、相手国への肯定的評価は5ポイントまたはそれ以上下落。中国では「反日」より強い恨みを表す「仇日」感情の高まりにより、日本への否定的評価は90%に至っている。日本人の中国に対する否定的評価も、わずかに少ないとはいえ73%に達した。

中国人の韓国に対する評価は、対日本に比べれば大いに肯定的だ。2010年から14年までを通して見ると、総体的に「否定」よりも「肯定」に偏っている。とはいえ「肯定」は年々減少傾向にある。韓国を肯定的に評価すると答えた中国人は、10年の57%から14年には40%へと下落。一方で、否定的評価は20%から32%に増加している。韓国人の中国に対する評価は一貫して「否定」が「肯定」を上回っている。肯定派は30%前後であるのに対し、6割が否定派だ。

日韓の相互好感度は否定的評価が主体だ。だが日本と中国の関係ほど悪くはない。日本を肯定的に評価する韓国人は、2010年と11年はともに60%超だったが、14年は15%まで急激に落ち込んだことは注目に値する。一方、日本人の韓国への評価は「どっちつかず」で、中立的評価は常に50%を超えた辺りを行き来している。だが肯定的評価は10年の36%から14年は13%に下落した一方で、否定的評価は9%から37%へと増加している。(翻訳・編集/柳川)

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