青少年の死因1位は自殺、8割が抑鬱症状と関連―中国

Record China    2007年9月9日(日) 21時4分

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10日は第5回の世界自殺予防デー。今年のテーマは「自殺:生涯の病を超えて」と発表された。年代別では青少年・老人の自殺率の高さが目立つなか、一生涯続く問題として自殺を捉えようとするテーマとなった。写真は南京市の精神病院。

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2007年9月10日は第5回の世界自殺予防デー。今年のテーマは「自殺:生涯の病を超えて」と発表された。

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専門家によると、年代別では老人と青少年の自殺率の高さが顕著だという。老年期に入ると、貧困・病気・孤独などのさまざまな問題が発生することが多く、それが自殺へとつながっている。青少年はまだ感情のコントロールが出来ないため、激昂して突発的に自殺にまで至ることが少なくない。現在、中国では青少年の死因第1位が自殺になるなど極めて深刻な状況に陥っている。

南京市の東南大学付属中大医院神経内科の張志ジュン(チャン・ジージュン)教授は、自殺はある一定の年齢の問題ではなく、全ての人間にとって起こりうる危険だと指摘、社会は予防・対策に一定の関心を払うべきだと主張した。特に中国の自殺者の8割近くは抑鬱患者であるとして、自殺と抑鬱の関連性の高さを指摘し、抑鬱症状を患った場合、速やかに適切な治療を受けるようにと提言した。(翻訳・編集/KT)

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