2015年6月19日、韓国日報によると、韓国在住の元慰安婦らが日本の政府や企業、メディアを相手取り、2000万ドル（約24億円）の損害賠償を求める訴えを起こすことが分かった。

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韓国外交消息筋は18日、「慰安婦被害者のユ・ヒナムさんは今月末から来月初めごろ、米カリフォルニア州連邦法院に提訴する予定であり、日本政府や三菱重工業など約10社の戦犯企業、安倍晋三首相、産経新聞が訴訟の相手だ」と明らかにした。ユさん側は「慰安婦の強制動員は人道に反する罪だ」という点と、「現在も日本政府やメディアが慰安婦問題をごまかし、元慰安婦の名誉を傷つけている」という点を明らかにし、裁判を進める予定だという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「政府がするべきことをなぜ個人がやっているんだ？無能な韓国政府…」

「元慰安婦らはもう高齢だ。もしかしたらこれが最後の訴訟になるかもしれない。歴史を歪曲（わいきょく）する日本政府に絶対に負けるな！」

「日本政府よりも先に、韓国政府がおばあさんらに謝罪するべきだ！」

「韓国政府は昔と何も変わっていない。いつも国民を守ることができないんだね」

「元慰安婦のおばあさんらはお金のために訴訟をするのではない。日本の誠意ある謝罪を求めているんだ。間違いを認めることがそんなに難しいの？」

「要求するのは謝罪だけにしよう。元慰安婦の苦痛はお金に換算することはできない」

「この訴訟によって日本との距離が広がってしまったら、韓国は外交的に多大な損失を被ることになる」

「昔の韓国政府に対する怒りを日本にぶつけているように見えるのは私だけ？」

「慰安婦問題をどうして米国で提訴するの？」

「慰安婦の苦しみを考えると本当に心が痛む。でも冷静に考えると、慰安婦問題はすでに解決済み。もうやめようよ」（翻訳・編集/堂本）