中国、米国不動産の国外最大の買い手に、過去1年間の取引額は3兆5000億円で2位の倍以上―米紙

Record China    2015年6月25日(木) 15時49分

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19日、環球時報は米紙の報道を引用し、中国がカナダを抜き、米国不動産の国外最大の買い手になったと伝えた。写真はニューヨーク。

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2015年6月19日、環球時報は米紙の報道を引用し、中国がカナダを抜き、米国不動産の国外最大の買い手になったと伝えた。

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米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは18日、米国の不動産関連団体の調査結果を紹介。それによると、今年3月までの12カ月間、中国人の買い手は全体の16%を占め、これまで首位を守ってきたカナダを抜いた。さらに、中国人が過去1年間に米国不動産に投じた額は286億ドル(約3兆5000億円)で、カナダ人の112億ドル(約1兆3700億円)の2倍以上だった。

中国の経済発展に伴い、中国の富裕層による海外不動産投資は顕著になっている。米国のほか、英国やカナダといった先進国への投資が目立つ。近年では、移民目的で欧州諸国の不動産に投資する中国人も増えており、過去2年でポルトガルに投資し移民資格を獲得した外国人の8割が中国人。ポルトガルで移民資格を得た中国人の多くが不動産を購入していた。

米不動産関連団体は中国人が米国不動産を購入する理由について、「米国の高い生活水準や教育の質が中国人を引きつける一因」と分析している。(翻訳・編集/内山

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