Record China 2015年6月20日(土) 8時23分
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18日、韓国・聯合ニュースは、日本の地方自治団体が、ユダヤ人の命を救った杉原千畝氏の関連資料をユネスコ世界記憶遺産に申請すると伝えた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所。
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2015年6月18日、韓国・聯合ニュースは、日本の地方自治団体が、外交官としてユダヤ人の命を救った杉原千畝氏の関連資料をユネスコ世界記憶遺産に申請すると伝えた。
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報道によると、杉原氏の出身地である岐阜県八百津町は、杉原氏がリトアニア駐在領事代理時代のユダヤ人に発行したビザ、外務省と交わした記録のコピーなどをユネスコ世界記憶遺産登録に申請すると発表した。2017年の登録を目標にする。八百津町の赤塚新吾町長は、「戦後70年を迎え、杉原氏の人道的行為によって戦争の悲惨さと生命の大切さを伝えたい」としている。
杉原氏は第2次世界大戦中、ユダヤ人が東ヨーロッパに侵攻したナチスドイツの迫害を避けてリトアニアの日本領事館に押しかけたとき、政府の指示に反して数千人に日本通過のビザを発給したことで「日本のシンドラー」と呼ばれている。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。
「多くの人の命を救った立派な人だ」
「このような良心的な日本人がより一層増えたらと思う」
「ユダヤ人だけじゃなくて、韓国をはじめアジアの人々にも良くしなさい」
「こういうことは、恩を受けたユダヤ人側がすることだ」
「日本人の目にはユダヤ人は人であり、朝鮮人は人に見えないようだ」
「この方は本当に素晴らしい。しかし、日本が自分たちの罪を覆い隠すために悪用するのではないかと心配だ」
「布施辰治(※多くの朝鮮人関連事件の弁護を担当した)も世界記憶遺産に登録する必要がある。この方は、私たち朝鮮人に大きく尽力された方だ」
「犯した蛮行に比べて善行が小さすぎる。そしてタイミングも良くない。善良な人を政治的な道具として利用しようとしているように感じてしまう」
「強制徴用施設のユネスコ世界遺産登録を容易にしようとする下心ではないかとの疑いが沸いてくる」(翻訳・編集/三田)
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