2015年6月22日、中国・新京報は、サッカーの女子ワールドカップ（W杯）カナダ大会で、中国が準々決勝進出を決めたことを受け、中国のインターネット上では選手の待遇改善を求める声が上がっていると報じた。中国の女子サッカー選手の多くが月収3000元（約6万円）程度だという。

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20日（日本時間21日）に行われた決勝トーナメント1回戦で、中国はカメルーンに1−0で勝ち、2大会ぶりの8強入りを果たした。

中国のインターネット上では、多くのサポーターが彼女たちの待遇改善を呼び掛けている。

中国の女子サッカー界では、年収30〜40万元（約600〜800万円）に達する選手も一部にいるが、4万元（約80万円）に満たない場合がほとんどだ。90年代後半に代表選手として活躍し、現在「北京女足」チームを率いる劉英（リウ・イン）監督は「選手たちの給与水準は向上してはいない。だがスポンサーなども増えており、一定の改善はみられる」と話す。

中国サッカー協会は、年収30万元クラスの選手が全体の半数以上を占めることを目標に掲げている。（翻訳・編集/柳川）