Record China 2015年6月23日(火) 16時12分
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23日、中国・玉林市で毎年開催される「犬肉祭り」の是非をめぐって欧米と中国の間で大論争が巻き起こっている。日本のネットユーザーからは「この件は中国側を支持する」と中国を援護する声が圧倒的だ。写真は玉林犬肉祭り。
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2015年6月23日、中国広西チワン族自治区玉林市で毎年開催される「犬肉祭り」の是非をめぐって欧米と中国の間で大論争が巻き起こっている。「残酷だ」と中止を求める欧米世論に対し、中国側は「立派な食文化」だと反論。日本のネットユーザーからは「この件は中国側を支持する」と中国を援護する声が圧倒的だ。
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中国南部では滋養強壮の効果があるとして犬肉を食べる習慣があり、玉林市では毎年、夏至に合わせて住民が犬肉を食べる恒例行事「犬肉祭り」が開催されている。今年は22日に行われた。祭りでは毎年、約1万匹の犬が食べられるという。
これに対し、欧米の動物保護団体からは「動物虐待だ」「犬は人間にとって最高の友人。これは誤った行為だ」などと開催中止を求める署名運動が行われたほか、食材となる犬を買い取り、保護する活動も13年から続けられている。中国国内からも反対の動きが出ており、海外メディアの報道を通じて国際問題にまで発展してきている。
こうした欧米からの批判報道に対して中国のネットユーザーからは、「犬は駄目で、牛や豚はいいと言うのは納得できない」「欧米人がクリスマスに七面鳥を食べるのも問題だ」などと、他国の食文化への介入に強い反論が相次いだ。
国際動物保護団体から捕鯨禁止を求められている日本のネットユーザーからは「この件については絶対に中国側を支持する。他人の食文化に干渉するな」「これは中国人が正論」「食文化への横暴に関しては欧米の方がおかしい」など中国擁護のコメントばかり。自分たちの文化風習を押し付けてくる欧米人に対する反発には、同じアジア人として共感するものがあるようだ。(編集/KO)
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