2015年6月22日、中国紙・北京青年報によると、サッカーの女子ワールドカップ（W杯）カナダ大会で、8年ぶりに8強入りした中国代表に少なくとも400万元（約8000万円）の奨励金が支給される可能性が高い。

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中国代表が2大会ぶりに準々決勝進出を果たしたことを受けて、ネット上で女子選手の待遇改善を求める声が高まっている。

報道によると、選手の多くが月収3000元（約6万円）程度。中国サッカー協会は大会前に、女子チームが8強入りした場合の奨励金を検討しており、その額は400万元以上になる見込みだ。また、女子代表のキャプテン・任桂辛（レン・グイシン）が所属する長春大衆卓越女子サッカークラブは、任選手に20万元（約400万円）相当の乗用車を贈ると発表。同チームが決勝戦に進出した場合は、任選手に120平方メートル、時価100万元（約2000万円）の高級マンションをプレゼントするという。

この報道に対し、中国のネットユーザーから以下の反応が見られた。

「400万元？監督やコーチ、トレーナー、マネージャーなんかを入れたら40人はいるぞ。1人当たりだとたった10万元（約200万円）じゃないか！」

「4000万元（約8億円）にしろ！」

「そのままそっくり選手たちに分配されるとは思えない。きっと偉い人の財布に入るさ」

「男子サッカー選手の給料を削って、女子の給料に上乗せしろ」

「男子サッカーは即解散！これ以上、税金の無駄使いをするな」

「男子サッカーに4000億元（約8兆円）使っても、8強入りは無理！」（翻訳・編集/本郷）