Record China 2007年9月11日(火) 18時59分
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11日、先日タバコの広告を2011年に全面禁止にすることを発表した中国だが、一部の地域では青少年の平均喫煙開始年齢が10.7歳にまで低年齢化していることが明らかになった。資料写真。
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2007年9月11日、先日2011年にタバコの広告を全面禁止にすることを発表した中国だが、一部の地域では青少年の平均喫煙開始年齢が10.7歳にまで低年齢化していることが明らかになった。青少年の興味本位の喫煙を防止するため、2010年10月までに、中国で製造されたタバコにはすべて警告表示が義務付けられる。そのマークにはドクロのほか、喫煙によって腐乱した肺、黒ずんだ歯などを使用する計画。
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腐乱した肺、ドクロマーク、黒ずんだ歯…。死を思わせるこれらのマークが、中国で製造されるタバコに不気味に浮かび上がる日がくるようだ。10日、北京大学児童青少年衛生研究所の馬軍教授がまとめた「青少年禁煙策略」の報告書によると、一部の地域では青少年の平均喫煙開始年齢が10.7歳にまで低年齢化しているという結果が出た。これを受けて、2010年10月までに、中国で製造されたタバコにはすべて警告表示が義務付けられることとなった。
馬教授によると、天津、重慶、山東、広東の4つの都市で1万1957人の中学生を対象に調査を行ったところ、結果は21.8%の生徒が中学1年生のときに喫煙を始め、喫煙率は22.5%となり、その上平均喫煙開始年齢は10.7歳にまで低年齢化していた。
2005年10月、中国は世界保健機関(WHO)の「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に署名した。中国は今後条約に基づき、各締約国とともにタバコの価格、包装、販売、広告などに関していっそうの厳格な政策を実施していく。(翻訳・編集/YO)
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