戦争に翻弄された日本人と中国人の友情=私の祖父は、「鈴木さんは元気にしているだろうか」と最期まで日本の友人を気にかけていた―中国ネット

Record China    2015年6月26日(金) 9時48分

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25日、中国のネットユーザーはこのほど、日本人にまつわる家族の体験談を紹介した。写真は上海淞滬抗日戦争記念館。

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2015年6月25日、中国のネットユーザーはこのほど、日本人にまつわる家族の体験談を紹介した。

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私が中学生の時、祖父は日本人とのエピソードを語ってくれた。祖父は当時紡績会社に勤めていたが、上司が「鈴木さん」という日本人だった。祖父は鈴木さんのお宅にたびたび訪問するなど、2人は関係が良かった。日本敗戦後、鈴木さんは祖父に「日本に着いたら必ず連絡する」と言い残し、本国に引き上げた。当時、本国に引き返す日本人の中には、朝鮮半島を経由する際に命を奪われる人が少なくなかったという。残念なことにその後、鈴木さんから連絡が届くことはなく、祖父は最期まで「鈴木さんは元気にしているだろうか」と気にかけていた。

スレッド主の書き込みに中国のネットユーザーからは、「当時、多くの中国人は家族の命を日本人に奪われたが、それでも日本人と友情を築けるなんて、当時の人たちは本当に純粋で人情味にあふれていたんだろうな」「スレッド主がうらやましい。私の祖父は昔のことについて話してくれない」とさまざまなコメント寄せられた。(翻訳・編集/内山)

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