過熱する日本旅行ブームに旅行会社が悲鳴!航空券、ホテル、大型バスの予約が取れない―中国

Record China    2015年6月27日(土) 21時30分

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25日、空前の日本旅行ブームで、中国の旅行会社各社は日本へ向かう航空機のチケットや日本での宿泊ホテル、大型バスの争奪戦に苦慮している。写真は空港の外国人観光客向け看板。

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2015年6月25日、空前の日本旅行ブームにわく中国では、日本へ向かう航空機のチケットや日本での宿泊ホテル、大型バスの予約が困難な状況にあり、旅行会社の間で激しい争奪戦が繰り広げられている。中国紙・北京日報が伝えた。

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今年の端午節(旧暦5月5日、今年は6月20日)の小規模連休では、日本が韓国を抜いて一番人気の海外旅行先となり、訪日中国人観光客の数は前年同期比で3倍にふくれあがった。この傾向は今後も続くと業界筋は予想しており、夏休み期間中はさらに増える見込みだ。

中国の旅行会社各社も売れ筋の日本ツアーの企画・販売に力を入れているが、日本への往復航空券やホテル、大型観光バス、ガイドを確保するのが困難な状況になっている。航空券は半年から1年前に押さえなければ間に合わない。日本国内で使用する大型観光バスと運転手、宿泊ホテル、現地オペレーターの手配も同様だ。「こうした状況は2〜3年前には考えられなかった」と業界関係者は話す。

日本旅行ブームが続く理由については、欧米などと比べて近場の日本はスケジュールが組みやすく、費用も3000〜5000元(約6万〜10万円)と手頃なことと、日本のビザ緩和政策や円安が影響していると説明している。(翻訳・編集/本郷)

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