老人性認知症が深刻な問題に、2020年には患者数は1020万人も―上海市

Record China    2007年9月12日(水) 16時43分

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10日、上海市で、老人性認知症に関するイベントが開催された。今後、高齢化社会へと突入する中国にとって、老人性認知症は極めて深刻な問題で、2020年には患者数は1020万人にふくれあがる見通しだ。写真は広東省広州市の認知症患者専用の病院。

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2007年9月10日、上海市で、老人性認知症に関するイベントが開催された。今後、未曾有の速度で高齢化社会へと突入する中国にとって、老人性認知症は極めて深刻な問題となっている。現時点で患者数は598万に達しているが、2020年には1020万人にふくれあがる見通しだ。

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世界的に高齢化が進む中、世界全体では7秒ごとに新たな患者が生まれていると言われ、老人性認知症は重要な問題として注目を集めている。そのため、専門家は早期の予防・対策の必要性と、より積極的な認知症患者への支援策を訴えている。

老人性認知症対策の問題点として、発見が困難なことが挙げられる。発病に気づかないうちに認知症が進展してしまうケースが多々見られるという。そのため記憶力の減退など初期症状に気がついたら、すぐに病院に行き検査を受けるように専門家は提言している。(翻訳・編集/KT)

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