スティーブン・フォンと俳優ダニエル・ウー(呉彦祖)は11年に映画会社・突圍電影制作公司(Diversion Pictures)を共同設立。昨年から米国に進出し、ケーブルテレビ・AMC局が制作するドラマ「Into the Badlands」で、スティーブンが監督とプロデュース、ダニエルが主演とプロデュースを手掛けることになった。
このほど取材に応じたスティーブンによると、「Into the Badlands」でメガホンを執ることになったのは、思いがけないラッキーな出来事だったという。人気シリーズ「ウォーキング・デッド」などを製作するAMC局では、カンフーをテーマにしたドラマの構想を持っていた。このプロジェクトに関わるプロデューサーがスティーブンの知り合いで、さらに突圍電影が製作したカンフーアクション映画「TAICHI/太極」を気に入っていた。このことから、スティーブンに白羽の矢が立ったという。
この記事のコメントを見る