日本製潜水艦の退役から“潜水艦ゼロ状態”が続いたタイ、中国製3隻を1300億円で調達へ―タイ紙

Record China    2015年6月30日(火) 15時9分

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27日、環球時報は、タイの潜水艦調達をめぐり、中国が韓国やロシアなど対抗する国々を退けたと報じた。写真はタイの海軍軍事施設。

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2015年6月27日、環球時報はタイ紙バンコク・ポストの報道を引用し、タイの潜水艦調達をめぐり、中国が韓国やロシアなど対抗する国々を退けたと報じた。タイは潜水艦3隻を中国から購入する計画で、調達にかかる費用は計360億バーツ(約1305億円)を見込んでいる。

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タイで25日に開かれた会議で中国製を調達する方向で意見が固まった。来月に内閣に提出し、最終的に可決する見通し。調達委員会の関係者は中国製が選ばれた理由として、水中での作業時間の長さを指摘している。タイ政府は、潜水艦調達に先立つ調査のために2億バーツ(約7億円)を投じており、関係者は納入に意欲を示した中国、韓国、ロシア、フランス、ドイツ、スウェーデンを訪問して情報収集などに当たっていた。

タイは1938年から51年にかけて日本製の潜水艦を4隻所有していたが、51年の退役以降、潜水艦のない状態が続いていた。90年代に韓国やドイツのメーカーと交渉を重ねたものの、調達には至らなかった。(翻訳・編集/野谷

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