中国は2020年までに世界最大のグローバル投資大国になる―海外研究機関

Record China    2015年7月1日(水) 15時34分

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28日、海外の中国研究機関がこのほど発表した報告書では、2020年までに中国は世界最大のグローバル投資国家になると予想している。

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2015年6月28日、独メルカトル中国研究センターと米調査会社グローバル・グループがこのほど発表した調査報告書で、中国は2020年までに世界最大のグローバル投資国家になると予想されている。中国政府網が伝えた。

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報告書ではさらに、全世界に散らばる中国の海外資産も2020年までに現在の6兆4000億ドル(約768兆円)から20兆ドル(約2400兆円)と約3倍にふくれ上がると予想。「中国はすでに世界の重要な投資者になっているが、今後10年で海外直接投資の世界最大の立役者になる」と指摘している。

中国の対外投資プロジェクトも目を見張るものがある。中国の不動産開発企業・総部基地(ABP)が17億ポンド(約3280億円)を投じて、ロンドン東部の湾港地域ロイヤル・アルバート・ドックに新国際金融街を建設。今月26日には、最初に完成したオフィスビルの販売を開始したが、売れ行きは好調だ。このプロジェクトによって2万人以上の雇用機会が生まれ、ロンドンに60億ポンド(約1兆1580億円)以上の生産額をもたらすといわれている。

英国投資貿易総省のデータによると、中国の対英投資額は過去5年間で平均して毎年85%の伸びを示している。中国企業の投資によって、現地に雇用の機会が生まれると同時に、危機的状況にある企業が救われることもある。企業が活性化すれば税収も増え、英国経済の発展に大きく貢献することができると英国政府は期待している。(翻訳・編集/本郷)

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