フィリピン政府、店頭から中国製地球儀の撤去を要請へ=南シナ海ほぼ全域を中国領と表記、教育現場で使用―中国メディア

Record China    2015年7月2日(木) 14時48分

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1日、フィリピン政府は、南シナ海のほぼ全域を中国領として描いている中国製の地球儀が教育現場で使用されているとして、同地球儀を店頭から撤去するよう販売店に要請する姿勢を示した。写真は南シナ海。

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2015年7月1日、中国・参考消息網は、フィリピン政府が、南シナ海のほぼ全域を中国領として描いている中国製の地球儀が教育現場で使用されているとして、同地球儀を店頭から撤去するよう販売店に要請する姿勢を示したと報じた。同国では2003年にも同様の問題が起きている。

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フィリピン地元メディアによると、マニラ市内の市場で販売されている中国製地球儀には、中国が南シナ海での領有権主張の根拠とする9本の線(九段線)が引かれているほか、パラワン州カラヤンの群島やサンバレス州沖のスカボロー礁も中国名で表記されている。

同国のアルミン・ルイストロ教育相は「中国製地球儀に関する状況を知ったのは今学年で初めてだ」とした上で、「国家の主権にかかわる問題だ。販売店に対し、店頭からの撤去を要請することになるだろう」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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