2015年7月1日、韓国・聯合ニュースによると、自民党が安倍晋三首相に戦後70年談話（安倍談話）で従軍慰安婦が性奴隷であることを否定するよう提案する方針であることが分かった。

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自民党の「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」（委員長：中曽根弘文元外相）は同日、都内で会議を開き、安倍首相が8月に発表する戦後70年談話に関する提言の骨子案をまとめた。

骨子案には、従軍慰安婦を「性奴隷」と表現することに対し、訂正を要求するべきだとの内容が盛り込まれた。これは、旧日本軍の慰安婦制度を「性奴隷制」と規定し、日本政府に対し、法的責任を認めて賠償するよう勧告した1996年の国連報告書などを念頭に置いたものとみられている。

一方、骨子案には「元慰安婦らが女性としての尊厳を傷つけられた事実を認める」との立場も含まれているという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本人は幼い時から『他人に迷惑をかけてはいけない』と言われて育つと聞いたけど、政治家らは家庭教育を受けてこなかったようだ」

「もうウンザリ！安倍首相はそろそろ素直になるべきだ。莫大な被害を被った韓国と中国が日本の蛮行を世界に知らせようとしているから、『けしからん！』と自衛隊を武装させるのか？」

「どんどん証拠が見つかっている。全世界が真実を知っているのに、日本が勝てると思う？」

「安倍首相さえいなくなれば世界に平和がやって来るのに」

「騒げば騒ぐほど日本が不利になっていく。米国や中国が日本に圧力をかけるように、韓国は日本の行いを広く知らせなければならない」（翻訳・編集/堂本）