北朝鮮の金第1書記はなぜいまだに肖像画を描かせていないのか―韓国紙

Record China    2015年7月3日(金) 11時14分

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2日、韓国紙・中央日報は北朝鮮の金正恩第1書記の肖像画がいまだに描かれていない理由を分析している。写真は金第1書記。

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2015年7月2日、中国紙・参考消息(電子版)によると、韓国紙・中央日報は北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の肖像画がいまだに描かれていない理由を分析している。

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就任してすでに3年が経過した金第1書記の肖像画の存在の有無に関心が集まっている。北朝鮮では金日成(キム・イルソン)主席の肖像画は「太陽像」や「首領像」と呼ばれており、宣伝画や壁画に金日成主席の顔を使用する場合にはこれを基準にしなければならないという規定が存在する。

「太陽像」は最高指導者の革命活動や現場視察の様子などを描く「北朝鮮1号作家」である万寿台創作社の金成民(キム・ソンミン)副社長が描いた作品で、北朝鮮では金正日(キム・ジョンイル)総書記の肖像画もすでに公開されている。

先月北朝鮮を訪問した米ジョージタウン大学美術科の文範康(ムン・ボムカン)教授によると、北朝鮮の1号作家たちの間では誰がいつ金第1書記の肖像画を描くかが注目の的になっている。

文教授は「金第1書記の肖像画は12年に平壌で開催された国家美術展にも出品されておらず、昨年末現在においても公開されていない」と語り、その理由について、「金第1書記が『まだその時ではない』と拒絶しているため」と説明している。(翻訳・編集/秋田)

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