飛行機の座席を「勝手にアップグレード」した男3人が拘束される、ほかの乗客がまねして混乱―中国

Record China    2015年7月3日(金) 12時52分

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3日、網易新聞によると、中国南方航空CZ3575便の乗客の男3人が、勝手に座席をアップグレードしたとして、到着した上海の空港で拘束された。写真は南方航空機。

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2015年7月3日、網易新聞によると、中国南方航空CZ3575便の乗客の男3人が、勝手に座席をアップグレードしたとして、到着した上海の空港で拘束された。

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同便は午後8時に深センを出発して上海に向かう予定だったが、飛行ルートや天気の問題から、離陸が3時間遅れた。3人の男は離陸が遅れたことに不満で、搭乗した後に勝手に座席を「アップグレード」して別の座席に座った。

南方航空の担当者は、「3人が勝手に座席を移動したことで、ほかの乗客がまねしてどんどん空いている席に移動し始めた。ほかの乗客は説得できたが、この3人は何度注意しても聞かなかった。乗客の座席が偏ると機体のバランスに影響するため、飛行の安全の妨げになると判断した」と話した。

3人の男は警察に対して、「(座席番号が記された)チケットはなくした」「人がいなかったから間違って座っただけ。ちょっと座っただけだ」などと弁明したが、交通機関の秩序を乱したとして5日間の行政拘留処分が科された。

この報道に、中国のネットユーザーからは、「これは素養の問題だ」「当然の処分だ」「ブラックリストに乗せろ」「ズルをするのに慣れてるから」など3人を批判するコメントが多く寄せられた。

また、「席を間違えたら墜落するなんて聞いたことない。離陸が遅れた責任はなぜ問わない?」「席が変わったら安全に影響するってのはちょっと強引な言い訳。満席なら影響しないと言うのか?」といったコメントや、それに対する「2、3人なら問題ないが、まねして大勢が移動すると確かに飛行に影響する」といった返答も寄せられている。(翻訳・編集/北田

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