2015年7月4日、韓国・聯合ニュースは、安倍晋三首相が集団的自衛権の発動基準を拡大解釈する趣旨の発言をしたと報じた。

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安倍首相は3日、安全保障関連法案に関する衆院特別委員会で、日本の存立が脅かされ、国民の生命や権利が根底から覆される明白な危険が、「ない」と判断できない場合に、（集団的自衛権の）行使に踏み切ると発言した。

現在、国会審議中の安全保障法案は、日本の存立が脅かされるなどの明白な危険性がある場合は、一定の要件の下で集団的自衛権を行使できるように規定している。安倍首相の発言について日本メディアは、「明白な危険がないと断定できない場合は、集団的自衛権を行使できるという認識だ」とし、「集団的自衛権行使の判断が政府の裁量に委ねられているという点が明らかになった」と報じている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「やっぱり、日本は戦争狂だな」

「ごちゃごちゃ言わずに、使いたい時に使うと言え」

「言葉遊びをしている。このまま戦争に突入しそうだ」

「第1のターゲットは、韓国じゃないか？」

「米国は日本を座視せず、手遅れになる前になんとかしてくれ」

「他国への攻撃が、集団的自衛権の行使なのかどうかなんて判断のしようがない。とにかく他国に被害を与えるような行為はしないでくれ」

「第三次世界大戦を着々と準備しているようだ」

「日本は軍隊を再び朝鮮半島に送り込もうとしている。韓国の主敵は北朝鮮ではなく、日本であり、韓国内の親日派だ」

「韓国にとって日本が危険と判断できる場合は、韓国が自衛権を発動せねばならない」

「日本への脅威がある場合に自衛権を発動するのは正しい。しかし問題は、日本のリーダーが『いつかは日本が世界を支配する』という悪魔の思想を継承していることだ」（翻訳・編集/三田）