Record China 2015年7月10日(金) 15時16分
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1日、経済成長とともに物価上昇が激しく、一般市民の生活を圧迫している中国だが、この10年間でまったく値上げしていないものがある。写真は中国の新聞。
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2015年7月1日、経済成長とともに物価上昇が激しく、一般市民の生活を圧迫している中国だが、この10年間でまったく値上げしていないものがある。中国メディア・網易(NETEASE)が、大幅に安くなったものも含めていろいろ紹介した。
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1部1元(約20円)の新聞。紙の価格が上昇する中、一部は値上げに転じる動きを見せているが、中国の新聞は全般的に過去10年間で内容も豊富になり、ページ数も増える一方で1元という価格を維持している。
1枚2元(約40円)の宝くじ。ちなみに賞金も値上げしていないため、現在の物価に照らし合わせてみると、以前ほどの価値でないことに気づく。
公園の入場料。中国の公園は一般的に日本のものよりずっと規模が大きく、いずれも入場料を徴収するシステムになっていたが、近年では無料化が進んでいる。美しい公園が多いことで有名な広東省広州市は、市内211カ所の公園のうち168カ所が無料となった。
公衆トイレの利用料。公園と同様、基本的にすべて有料だったが、現在ではこれも撤廃が進んでいる。しかも、衛生的にもずいぶん向上した。
電子機器。ひと昔前までは手の届かなかったさまざまなものが庶民的な価格になった。パソコン、カメラ、携帯電話などは驚くほど廉価になった。
インターネットカフェの利用料。店内の設備や内装はどんどんグレードアップしたが、利用料はそれほど変わらず、今も1時間あたり3〜4元(約60〜80円)といった相場だ。
自動販売機の避妊具。ワンコインの1個1元は以前から変わらない。
自動車。以前は庶民にとって夢のまた夢だった自家用車だが、現在は頑張ればなんとかなるようになった。
自転車。以前は多くの人の生活必需品だったが、今では需要もずいぶんなくなった。300〜400元(約6000〜8000円)ほど出せば、以前も今もそこそこのものが手に入る。
飛行機の運賃。以前は本当に特別な移動手段だったが、いまや格安航空券がいつでも手に入る。感覚としては10分の1程度の価格になった。
携帯電話の通話料。特に長距離通話は課金システムが変わってかなり安くなったし、以前の中国は発信者と受信者の両方に課金されるシステムだった。(翻訳・編集/愛玉)
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