香港の第2四半期GDP、7．7％増の3753億HKドル―香港

2007年9月14日、香港政府統計処の発表によると、香港の第2四半期のGDPが7．7％増え3753億HKドル(約5兆5567億円)だった。

【その他の写真】

また、対外的要素による収益の流入（External Factor Income Flows＝EFIF）が61億HKドル(約903億円)で、GDPの1．6％を占めた。今季、流入した収益総額が25．5％増の2056億HKドル(約3兆440億円)、流出した収益総額が16．4％増の1995億HKドル(約2兆9538億円)、差益が61億HKドル(約903億円)となった。

第2四半期の直接投資による収益は24．8％増。これは香港の大企業の対外投資が主な原因。有価証券投資収益の流入が26．8％増加、有価証券投資収益が38．6％増、その他投資収益も3．9％増えた。

香港へ最も多く収益をもたらしているのは中国で、今季の収益総額の28．9％を占めた。第2位が英国領バージン諸島で21．1％。これはタックスへブンに香港企業が持ち株会社を多数設立し、投資収益が香港へ流れ込んだことを反映している。（翻訳・編集/WF）