韓国の公務員試験、国歌を歌わせ愛国心問う面接に「まるで軍事政権」と批判=韓国ネット「国がおかしくなっていく」「朴槿恵は父の後を追ってるだけ」

Record China    2015年7月9日(木) 8時35分

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7日、韓国の公務員採用試験で、国歌を歌わせるなどして愛国心を問う面接が行われたことが分かり、専門家などから批判が出ている。これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国国旗。

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2015年7月7日、韓国・ハンギョレ新聞によると、韓国の公務員採用試験で、国歌を歌わせるなどして愛国心を問う面接が行われたことが分かり、専門家などから批判が出ている。

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4日に水原市で行われた税務職公務員の採用面接では、「愛国歌(国歌)を歌えるか」、「国旗への宣誓文言を暗唱できるか」、「太極旗の四卦(韓国国旗にある模様の一部)は何を指すか」といった質問がなされた。これに対し、公務員を目指す学生からは「こんな質問で国家観が分かるのか疑問」といった声が寄せられ、公務員試験対策の講師からも「軍事政権時代にでも出てきそうな質問」との批判が出ている。

こうした質問が登場した背景には、韓国人事革新庁が面接で「公職への価値観」の評価を強化したことがある。資格や語学能力ではなく、国を愛する心こそが国民の安全と幸福を実現するとの考えからだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領が行事などで繰り返し「燃えるような愛国心」について語っていることも背景にあるとみられる。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「軍隊にも行ってないような人たちが、愛国を教えようとしてるのか」

「これから国会議員の選挙では、軍隊に行ってない人に投票しないようにしよう」

「まずは国民が愛せる国を造ってから、愛国心について語れ。親日派の清算すらできずに、国がこんな状態だ。旧日本軍将校・朴正煕(パク・チョンヒ元大統領)の娘(朴槿恵大統領)が愛国心とは…」

「これでも韓国に未来があると思う人、いますか?」

「面接官が知ってるのが国歌や国旗だけだから、こんな質問をしたんじゃないかな?」

「国を売って、賄賂を受け取り、どんなに汚いことをしても国歌さえちゃんと歌えれば愛国者」

「国がだんだんおかしくなってきている」

「朴槿恵は創造性ゼロ。父親の後を追ってるだけだ」

「自分の父親の統治時代で思考が止まってる大統領には、何も期待できない」

「そもそも国歌を全部歌えない人っているのかな?基本常識では?」

「誰のための国家観が問われてるんだろう?」(翻訳・編集/和氣)

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