韓国で中国の影響力が拡大、観光客増加で不動産が高騰―韓国メディア

Record China    2015年7月9日(木) 1時25分

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8日、各地の観光市場にとって、中国人観光客は多くのお金を落としてくれるお得意様。韓国にとっては、観光業の収益を押し上げてくれるだけでなく、産業の動向も変えてしまう存在となっている。写真はソウル。

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2015年7月8日、各地の観光市場にとって、中国人観光客は多くのお金を落としてくれるお得意様。韓国にとっては、観光業の収益を押し上げてくれるだけでなく、産業の動向も変えてしまう存在となっている。中国新聞社が韓国の「亜洲経済」中国語版サイトの報道を引用して伝えた。

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中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大し、韓国の旅行市場は大きく落ち込んだものの、終息の兆しを見せていることもあり、再び頭角を現そうとしている。また、韓国の不動産市場も投資ブームを迎えている。

韓国観光発展局の統計によると、2014年、韓国を訪問した中国人観光客は600万人に達し、18年には1000万人の大台を突破すると見込まれている。韓国の不動産業界が提供している統計を見ると、中国人観光客が増加しているのに比例して、韓国の不動産投資家だけでなく、中国の投資家も、人気観光地や繁華街などの不動産に投資している。

リトルチャイナタウンと呼ばれるソウルの延南洞(ヨンナムドン)の不動産は、この3、4年で高騰し、約2倍の1坪当たり平均3000万ウォン(約330万円)に達している。中国人観光客が韓国を訪れると必ず立ち寄る東橋洞(トンギョドン)や西橋洞(ソギョドン)、合井洞(ハプチョンドン)、弘益(ホンイク)大学の付近などの不動産も大幅に高騰している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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