2015年7月9日、韓国・ニューシスによると、韓国銀行（中央銀行）は今年の韓国の経済成長率見通しを3．1％から2．8％に下方修正した。

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韓銀がこの日開いた金融通貨委員会の後、会見した李柱烈（イ・ジュヨル）総裁は、下方修正について、「輸出不振に加えてMERS（中東呼吸器症候群）や干ばつなどの影響により、4〜6月の成長率が予想よりも大幅に下回ると推定されるため」とし、「7月以降は緩やかながら再び回復に転じるだろう」と述べた。

今年4〜6月の経済成長率予測は、当初の1％から0．4％に引き下げられた。また、今年の消費者物価は4月の予測値と同じ年間プラス0．9％で据え置いた。

これを受け、韓国のネットユーザーからは政府を批判する声が数多く寄せられている。

「いくら無能でも朴槿恵（パク・クネ）政権ほどの無能はない」

「大統領就任3年目、MERSのせい、病院のせい、国民のせい…朴槿恵は他人のせいにしかしていない。盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領は成長率が7％に届かず謝っていたのに」

「あれほど税金を取り立てても、盧武鉉の半分にも届かないのか」

「朴槿恵さん、あなたの進める『創造経済』は、いつするの？」

「時間がたつほど発展するはずなのに、時間がたつほど、技術以外は全部悪くなっている」

「盧武鉉だったら、雨が降らないことさえ自分の責任だと言っただろう。それに比べて朴槿恵は、『MERSが何？私は米国に行かなきゃいけないんだけど？』」

「2．8％にもなるかな？」

「実際は1．8〜2．3％くらいだろうな。韓国の建国以来、こんな政府があったかな」

「まずは高めに設定しておいて、こっそり下げて行くのが伝統なんだ」

「中国経済のリスクが本格化したら、成長率はマイナスになるだろう」

「日本との10年の差が、縮まるどころか広がっている」（翻訳・編集/和氣）