2015年7月9日、石川県が開発したブドウが初売りにかけられ、100万円の高値で売れた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた。

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石川県が開発したブドウ「ルビーロマン」が9日、金沢市中央卸売市場で初売りにかけられ、ホテル日航金沢の調理部総料理長、平井優之さんが1房100万円で競り落とし、昨年の55万円を上回る過去最高の高値を記録した。約700グラムのブドウは26粒あり、1粒が約3万8500円となる。ルビーロマンは石川県が14年以上前から品種改良を重ねてきており、初出荷された2008年以降ほぼ毎年、高値を更新している。

平井さんは日本メディアの取材に対し、今年は北陸新幹線金沢開業があるため、石川県の良さを世界に伝えたいと語り、ブドウは同ホテルのレストランのコース料理に使うと述べた。（翻訳・編集/蘆田）