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2007年9月16日付の報道によると、全国108都市で中国初の「ノーカーデー」を行われた。各都市の幹部職員らも徒歩や自転車で通勤。1日あたり3300万リットルのガソリンが節約できる計算という。9月22日まで続けられる。
2007年9月16日、中国の京華時報は全国108都市で中国初の「ノーカーデー」が実施されたと伝えた。
正式には「公共交通週間とノーカーデー運動」と銘打たれ、9月22日まで実施する。北京、上海、杭州、天津などの大都市が一斉に参加。期間中、各都市の指導者や幹部職員は公共交通機関を利用するか、自転車や徒歩で通勤しなければならず、公用車の使用は禁止となっている。
専門家の試算では、この運動により、中国全土で1日あたり3300万リットルものガソリンが節約でき、有害排気ガスは3000トンも減少する計算という。これを手始めに、将来は公共交通機関利用の通勤者を現在の20%から50%程度に高めたいとしている。(翻訳・編集/本郷智子)
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