2015年7月11日、人気小説を映画化した「小時代」（Tiny Times）シリーズが、中国のシリーズ映画で史上最高のヒット作品となった。新華網が伝えた。

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中国の若手小説家、グオ・ジンミン（郭敬明）の同名人気小説を映画化したもの。13年に公開された第一作「小時代：1．0折紙時代」は、グオ・ジンミンにとっての初監督作品ともなっている。

中国では現在、シリーズ第四作となる「小時代4：霊魂尽頭」が公開されている。初日の9日には興行収入1億1200万元（約22億円）と絶好調の滑り出しを見せ、2日間での興行収入は2億600万元（約41億円）に。これにより、「小時代」シリーズの興行収入は15億元（約296億円）を突破し、シリーズ仕立ての中国映画としては史上最高のヒット作となった。

「小時代」シリーズには、中国の若手女優ヤン・ミー（楊冪）をはじめ、台湾の女優アンバー・クオ（郭采潔）や俳優コー・チェントン（柯震東）ら人気スターが出演。上海を舞台に大学から社会へ飛び出した男女の悩みや恋愛、葛藤を描き、特に「90後（1990年代生まれ）」と呼ばれる若者世代のハートをつかんでいる。（翻訳・編集/Mathilda）