モンゴルに派遣された中国人労働者83人、現地大使館に助け求める=勤務先が賃金支払わず帰国できず―中国メディア

Record China    2015年7月13日(月) 23時23分

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12日、モンゴルの建設現場に派遣された中国人労働者83人が「会社から給料が支払われず、お金がなくて帰国できない」と現地の中国大使館に助けを求めた。写真はウランバートル。

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2015年7月12日、モンゴルの建設現場に派遣された中国人労働者83人が「会社から給料が支払われず、お金がなくて帰国できない」と現地の中国大使館に助けを求めている。中国台湾網が伝えた。

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モンゴルのウランバートル市に滞在中の中国人ユーザーが11日、インターネット上に、中国・陝西省政府に助けを求める書き込みを行った。

このユーザーによると、陝西省渭南市の建設会社と契約した労働者83人が、派遣先のウランバートルで身動きが取れなくなっている。83人は今年4月16日に中国・内モンゴル自治区フフホト市に到着。査証の不備でそこに約1カ月ほど滞在したが、その間の食事代は労働者側が負担した。5月に2班に分かれてモンゴル入りし、建設現場で働いたが資材不足のため仕事ができず、半数が現場に出ている時に残りの半数は宿舎で寝ているしかなかったという。給料は一度も支給されず、1カ月以上たった今月8日に会社の現地責任者が失踪。直属の部下2人も大使館に出頭する途中で姿を消した。

83人はパスポートを現地責任者に預けていた。現在、ウランバートルの中国大使館に助けを求めているが、建設会社のある陝西省政府にも支援を要請。建設会社に対し責任を果たすよう省政府が指示することを強く求めている。同大使館の関係者は、現在この問題についてモンゴル側と調整中であり、数日中に83人の帰国が実現する見込みだと話している。(翻訳・編集/本郷)

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