2015年7月13日、韓国・聯合ニュースは、中国政府が日本の安倍首相を9月の抗日記念行事に招待したと発表したことについて、日本政府が「何も決まっていない」と述べたことを伝えた。

【その他の写真】

菅義偉官房長官は13日の記者会見で、北京で開催される抗日戦争勝利記念行事に際して安倍首相が中国を訪問する可能性について、「招待状は現時点で届いていない。何も決まっていない」と述べた。中国の程国平（チョン・グオピン）外務次官は10日、「すでに安倍首相に招待状を送った」と述べ、複数の日本メディアは「安倍首相が今回の招待を機に中国を訪問し、習主席との首脳会談を検討中」などと伝えていた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「中国も、日本のたくらみには気をつけねばならない」

「何かたくらんでいるのだろうが、日本が中国に刃向かっても、ねずみが猫にかみつくようなものだ」

「抗日戦勝記念式典に極右の安倍が行くだろうか？」

「頭の良い連中が知恵を絞っているんだろうが、とにかく戦争や争い事はしないでくれ」

「安倍は首脳会談のチャンスと考えて中国に行くだろう。ただし実際の訪中は、招待状が遅れて到着したと言い訳をして、抗日戦勝記念式典が終わった後にするに違いない」

「抗日戦争勝利記念行事とは、文字通り日本を打ち負かしたことを称える行事だ。安倍が中国に行けば当然、戦犯国の扱いを受ける」

「安倍にはぜひ訪中してもらい、中国軍を無視できないということを自分の目で見てほしい。そうすれば、無謀な戦争を起こさないだろう。安倍は傲慢（ごうまん）な心を捨てて謝罪し、アジアが互いに融和し平和的に共存できることを願っている」（翻訳・編集/三田）