Record China 2015年7月17日(金) 0時23分
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15日、中国四川省で進められている大規模水力発電所「大渡河双江口発電所」計画で、中国政府が「環境を破壊する恐れがある」と判断をしたため、建設をめぐって議論が起きる可能性が出ている。
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2015年7月15日、観察者網によると、中国四川省で進められている大規模水力発電所「大渡河双江口発電所」計画で、中国政府が「環境を破壊する恐れがある」と判断をしたため、建設をめぐって議論が起きる可能性が出ている。
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「大渡河双江口発電所」に使われるダムは、同省北西部のアバ・チベット族チャン族自治州に位置している。世界一の高さ314メートルを誇り、ダム事業への総投資額366億元(約7320億円)を超えている。建設事業計画は04年にまとめられ、環境保護部が環境調査を進めていた。
一方、集落の水没による住民の移転、河川の流水量の減少による魚類へのダメージなど、専門家らが次々とダム建設による悪影響を指摘。環境保護部も14年春、発電所建設で河川の流れが変わり、生態系が大きな影響を受けること、魚類など水生生物の生活環境が変わることなどを指摘。水質汚染防止策の検討、人工魚巣などの整備の必要性を主張していた。(翻訳・編集/大宮)
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