タイ・リゾート地のホテル、中国旅行会社の「値切り攻勢」で、宿泊料金やむなく3〜4割下げる―中国紙

Record China    2015年7月20日(月) 9時27分

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16日、タイのリゾート地・パタヤのホテルが中国の旅行会社の「値切り攻勢」に遭い、宿泊料金をやむなく3〜4割下げている。写真はパタヤ。

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2015年7月16日、中国・環球時報は、タイのリゾート地・パタヤのホテルが中国の旅行会社の「値切り攻勢」に遭い、宿泊料金をやむなく3〜4割下げていると報じた。

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15日付のタイ英字紙バンコク・ポストによると、パタヤのホテル経営者は中国人旅行客に頼らざるを得ない状況だ。国内の不景気に加え、これまで多く訪れていたロシア人観光客が大幅に減少しているためだ。ホテルの宿泊料金は昨年から買い手市場となっており、中国の旅行会社が値切り攻勢をかけている。

現地の五つ星ホテルは1泊2200タイ・バーツ(約8000円)ほど。ホテル協会幹部は「2014年から多くのマイナス要素がパタヤのホテルビジネスの足手まといとなっている。宿泊料金は前年から3〜4割下がった」と話す。

パタヤでは、昨年からロシア人旅行客が大幅に減少したため、ホテルの空き室を中国人客で埋め合わせる必要に迫られている。中国人旅行客は二つ星または三つ星クラスのホテルを選択するのが通例だ。一方、欧州からの旅行客は部屋を借りて長期滞在することを好む。同幹部は「消費力や滞在日数の面で、中国人旅行客がロシアや他の欧州客の下落分を埋め合わせることは難しい」とし、「こうしたマイナス要因がある限り、ホテルの宿泊料金は今後数年間、元の水準に戻ることはないだろう」と語った。(翻訳・編集/柳川)

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