2015年7月16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の崔ギョン煥（チェ・ギョンファン）経済副首相兼企画財政部長官が、企画財務部職員に宛てたメールで「日本と英国の『駆け足改革』が実にうらやましい」とつづり、迅速な構造改革推進への意欲を示した。

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崔副首相は16日で就任1周年となるのに際して職員らにメールを送り、「他国は政府と政治権力が一枚岩となり2人3脚で進んでいるのに、韓国の政治権力は政府が求める経済活性化法案の処理を遅らせるばかりで、代案も出さずに批判だけしている」とし、日本や英国の改革を良い例として挙げた。

崔副首相は以前にも、日本で構造改革の成果が表れ始めていることを受け、「駆ける日本、這う韓国」と、韓国経済の不調を日本と対照して表現していた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「ただ日本について行こうとせずに、韓国経済の事情に合わせた政策を出せ。無駄なことに血税が浪費される例が多過ぎる」

「正しい発言。朴槿恵（パク・クネ）大統領やセヌリ党（現政権与党）がいない米国や日本が本当にうらやましい」

「あなたの頭を改革してほしい」

「韓国人がいくら日本の悪口を言っても、日本の自国民のための政策や、英国の民主的で合理的な政策がうらやましい」

「日本や英国は、黙って座ってるだけできちんと給料をもらえるおまえのことをもっとうらやましがっているよ」

「日本も英国も先進国、比較すること自体が間違っている。韓国の実情に合わせてやるべきだ」

「自分たちは、今何がどう動いているか、事態が把握できないでいるんだね」

「まだこの人が経済副首相とは。大企業のためにだけ働く副首相、この人を取り換えることが改革だ」（翻訳・編集/和氣）