Record China 2015年7月19日(日) 23時10分
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17日、中国のインターネット上に、日本を旅行で訪れた際に体験したトイレにまつわる出来事を紹介する文章が掲載された。写真は日本のトイレ。
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2015年7月17日、中国のインターネット上に、日本を旅行で訪れた際に体験したトイレにまつわる出来事を紹介する文章が掲載された。
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空港からホテルへ向かうバスの中で、ガイドがツアー客全員に「お子さんをしっかりと見ていてください」と注意した。「子どもがホテルの部屋のトイレの温水洗浄便座に興味を持ってあちこち触ってしまい、尻ではなく顔を洗ってしまうから」というのがその理由だが、この注意は逆に子どもたちの興味をかき立ててしまった。
息子はホテルの部屋に入るなり、トイレに直行。ボタンを一つひとつ押し始めた。しかし、何の反応もない。「スイッチが入っていないのか?」とあれこれ試してみたものの、わからなかった。隣の部屋の子どもも同じだと言っていた。その後、ふと見付けた使用説明を読んで理解した。私は息子に、「座ったら自動で電源が入るんだって!」と教えた。
息子はすぐさま便器に座り、ボタンを押した。すると、水が息子の尻めがけて吹き出した。初めてで気持ちの準備ができていなかった息子が反射的に跳び上がると、吹き出した水は息子の太い両足の間を通り、トイレを飛び出して2メートル先のクローゼットの鏡にまでかかってしまった。
その後、ようやく使いこなせるようになったが、息子の探究心は強く、水がどうやって噴き出しているか知りたくなったようだ。あくる日、別のホテルに到着すると、息子はすぐにトイレに入り、研究を始めた。しばらくして出てきた息子の“研究成果”は、シャツの胸の部分がビショビショであることと、彼の言葉だった。「ママ、わかったよ。前にあるボタンを押すと、中から細い管がゆっくり伸びてきて、水が噴き出すんだ」。どうやら息子は、便座を手で力いっぱい押さえて作動させ、吹き出した水を胸で受け止めていたようだ。
日本のトイレは本当に利用者への気配りにあふれている。一部のトイレには子ども連れの親のために、子どもを座らせておく椅子があるし、個室の空間も十分取られている。かばんをかけるフックのほかに、荷物を置ける棚もあって便利なことこの上ない。紙は備え付けのもの以外に予備もある。女性用トイレには「音姫」という用を足す音をかき消してくれる機能まであるのだ。(翻訳・編集/北田)
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