2015年7月15日、台湾・中時電子報は作家・王鋒（ワン・フォン）氏のコラム「台湾が中国と似ていないとでも」を掲載した。

【その他の写真】

台湾人はよく中国の人々にはマナーがないとばかにするが、本当にそうだろうか。不動産投資が好きなことも、道路ですぐにクラクションを鳴らすことも、どちらの給料が高いか自慢しあうことも、新しいスマートフォンでの自撮りを見せびらかすことも、台湾人と中国人はよく似ている。

中国は急速な成長を遂げている。彼らが強さだけではなくマナーを身につけた時、台湾人は彼らをばかにすることができるだろうか？台湾人はいつまでも「アジアの四小龍」の夢を見続けているわけにはいかない。島の中の小さな世界の出来事にばかり気を使っていたならば、世界から取り残された取るに足らない存在となってしまうだろう。（翻訳・編集/増田聡太郎）