韓国人のミラノ大聖堂ドローン破損事件を教訓に、韓国政府が航空管制を強化へ―韓国メディア

Record China    2015年7月22日(水) 8時47分

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20日、韓国人旅行客がミラノ大聖堂でドローンの操作を誤り、建造物が破損し逮捕された事件などを受け、ソウル市政府は航空管制を強化する。

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2015年7月20日、韓国メディアによると、韓国人旅行客がミラノ大聖堂でドローンの操作を誤り、建造物が破損し逮捕された事件などを受け、ソウル市政府は航空管制を強化する。中国新聞社が伝えた。

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韓国における民間のドローン産業は急速に発展している。19日、ソウル市消防災難本部によると、韓国で登記されているドローンは10年は144機だったが、今年3月には423機に上った。ドローンメーカーは13年の116社から415社に、操作資格の取得者は去年の64人から726人にまで増えた。

韓国でのドローンの登場は決して遅くはなかったが、規制面ではまだ不完全だ。韓国首都防衛司令部によると、航空管制に違反するドローン事例は10年は6件だったが、今年はすでに49件の違反事例が起こっている。

韓国の航空法では、日没から日出の間、空港管制区域および飛行禁止区域、飛行高度150メートル以上、人口密集地域を航空管制範囲と定めている。ソウル市政府は今後管制を強化し、監督範囲を航空管制区域から首都圏全域に拡大させる。また、ソウル市は国土交通部に対し、「ドローン追跡システム」方案を提出する予定で、ドローンの管理体制を構築し、ドローンナンバーの随時追跡を可能にするよう提案する。(翻訳・編集/霧島)

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