＜中国製品＞安全確保に大なた！おもちゃメーカー20社の輸出許可取り消し―江蘇省揚州市

2007年9月18日、江蘇省揚州市の検査検疫局は輸出玩具の品質保証に関する会議を開いた。席上、揚州市の輸出玩具製造企業142社のうち、20社が問題ありとして輸出許可が取り消されることが明らかとなった。

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中国食品・製品の安全に関する疑惑が世界中でクローズアップされる中、玩具はその中心的な位置を占めてきた。アメリカでは塗料に鉛が含まれていたとの理由でリコールまで実施される騒ぎとなった。現在、中国では“メイドインチャイナ”への信頼を取り戻そうと、関係機関による検査・指導が行われている。

揚州市は中国の玩具生産の中心地として知られている。それだけに関係機関も監督・検査体制の厳格化に全力を注いでいる。検査検疫局は市内玩具製造企業の責任者を招き、安全性を確保し中国の輸出玩具のイメージ回復に努めるとの文書に署名させている。この品質管理キャンペーンは年末まで続けられる予定となっている。（翻訳・編集/KT）