2015年7月23日、韓国・KBSテレビは、21日に公表された2015年版の防衛白書に韓国や中国からの批判が強まる中、日本と中国の関係が戦争に発展する可能性について分析し報じた。

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防衛白書では、中国による東シナ海での軍事的活動や、南シナ海で強行する岩礁の埋め立てについて、「高圧的ともいえる対応を継続し、今後の方向性に懸念」と記している。こうした動きも含め、日本は集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障法案成立を急いでおり、法案はすでに衆議院を通過した。

では日中が戦争に至った場合、どちらが勝つのか？記事は、日本政府関係者の一人が、「短期戦であれば日本が勝てるが、長期戦になると中国が勝利する可能性が高い」との見方を示したとし、「軍事大国化を夢想し、再び北東アジアの覇権を狙う日本と中国の間で、韓国はどのような外交戦略を模索するべきか」と結んだ。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「日本は朝鮮戦争のときに活況だったから、うまく行けば韓国も先進国の仲間に入れるかも。せいぜい長く戦ってくれ」

「米国は日本人が隠し持っている欲望を分かっていない」

「安保法案は徴兵法案、国民に人気があるわけがない」

「日中の間で韓国がどうするかって？まず生きる方法を考えるべきでは？」

「韓国も相当強いと思うけど、周辺国と比較すると小さくなった気分だ」

「日本は米国がなければ中国にすぐにやられる。昔の中国とは違う。韓国と似たようなものだと思ったら大間違いだ」

「戦争を引き起こし、原子爆弾を投下された過去を忘れ、また戦争を起こせば、今度はもっと大きな攻撃を受けるのでは？」

「日本はもう戦争を起こしてるも同然。他国の土地を奪って自分の土地だと言っている」

「歴史は繰り返される」（翻訳・編集/和氣）