日本のアニメファンも注目する「帰ってきた孫悟空」、「カンフー・パンダ」に匹敵の声―中国メディア

Record China    2015年7月23日(木) 21時40分

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23日、中国の国産映画「西遊記之大聖帰来」(帰ってきた孫悟空)の公開は大きな反響を呼び、上映1週目で5億元(約100億円)の興行収入を獲得した。

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2015年7月23日、中国の国産映画「西遊記之大聖帰来」(帰ってきた孫悟空)の公開は大きな反響を呼び、上映1週目で5億元(約100億円)の興行収入を獲得した。環球網が伝えた。

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映画の公開以来、「悟空フィーバー」はお隣の日本にも伝わり、日本での公開予定はないものの、すでに日本のアニメファンの注目を集めている。日本の成熟したアニメ産業は広く大衆に受け入れられるスターを生み出し、中国のアニメへの影響も大きい。「西遊記」の物語は日本で知らない人はおらず、孫悟空は古くから多くの作品でリメイクされている。多くの中国人はこの驚異的な国産映画の「帰ってきた孫悟空」が、もし日本で上映された時、中国と同じように奇跡的な興行収入をたたき出せるのか知りたがっている。中国のアニメ映画は日本の作品と肩を並べるレベルになったのか?

日本アニメのSNSサイトでは「帰ってきた孫悟空」への意見の多くは肯定的で、称賛されている。投稿者の多くは中国で生活している日本人で、映画館で鑑賞した後に称賛の投稿をしている人や中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「帰ってきた孫悟空」を熱く語った後に予告編を日本のネットでシェアし、興行収入を随時更新している人もいる。

全く新しい孫悟空の人物設定と大金をかけて制作したビジュアル効果にまず度胆を抜かれる。ある日本のネットユーザーは「『帰ってきた孫悟空』の悟空は今まで見たことないスタイルで、感覚を一新するものだ」と話す。画像効果についても一般的評価され、「中国アニメ映画のCGレベルが上がった。ハリウッドの『カンフーパンダ』に匹敵するほどだ」と話すネットユーザーもいる。

ツイッターのあるネットユーザーは「帰ってきた孫悟空」が上映以来、毎日興行収入を伸ばしていることに注目し、「『ドラえもん』の中国での興行収入記録である5億元を超えるだろう」としており、他のネットユーザーは「中国映画が長い間低迷していたが、うれしいことに趣向を凝らした優秀作品が現れた」と話している。

マンガ投稿サイトのピクシブは、多くのマンガ愛好家が「帰ってきた孫悟空」の主人公をイメージしてアートを制作し、動画サイトに映画の予告編を投稿している。それを見たあるネットユーザーは「映画の音楽と視覚効果がよく合っている」と語った。

全体的に言えることは、これまで「帰ってきた孫悟空」が日本で議論されている範囲はまだアニメ・マンガ愛好家の小さなコミュニティー内に限られている。日本の観客が得られる情報のルートが限られていたとしても、見る機会がある人には映画の制作の水準がすでに中国のアニメ・マンガの向上を表わしているのがわかる。もしかすると映画が日本に上陸するチャンスが来ているかもしれない。(提供/人民網日本語版・翻訳/JK・編集/武藤)

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