「抗日戦争」の著者が語る日中関係、「中国はもはや1937年の中国ではない。今の中国には日本を攻撃する力が十分にある」―中国メディア

Record China    2015年7月25日(土) 5時56分

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23日、中国メディア・捜孤は、「抗日戦争」の著者で中国人民解放軍少将の王樹増氏が、過去・現在・未来の日中関係について語ったインタビュー記事を掲載した。資料写真。

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2015年7月23日、中国メディア・捜孤は、「抗日戦争」の著者で中国人民解放軍少将の王樹増(ワン・シューズン)氏に、過去・現在・未来の日中関係についてインタビューした記事を掲載した。

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抗日戦争から70年たった今、王氏は「あの戦争があったからこそ、中国は世界の4大列強国入りを果たすことができた」と語る。アジアで軍国主義やファシズムと戦い、これに勝ったことは「世界に対する最大の貢献」だったと話す王氏は、現在の日中関係について、「中国人、特に子供たちには理性を持った思考力が必要だ」と訴える。

「今の子供たちは感情的で、日本車を破壊したり、すぐに『売国奴』呼ばわりして他人を攻撃する。こうした極端な行為は理知的ではない。日本の軍国主義と日本国民はまったくの別物だ。この点を理解すべきだ。現に、日本の知識人たちは安倍首相の政策に抗議の声を上げている」と指摘した。

また、「もし、日本の右翼分子が歴史を歪曲し、憲法改正や再武装を推進するのであれば、われわれは安倍首相に『中国はもはや1937年当時の中国ではない』と告げることになるだろう。安倍首相の思想は満州国建設の急先鋒であった外祖父の時代にとどまったままだ。中国は昔の中国とは違うということをはっきりとわからせなければならない」と述べた。

さらに、「もし戦争が起こってしまったら、今の中国は攻撃するに足りる十分な能力を有している。侵略者を徹底的にたたくだけの能力があると責任をもって断言したい」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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