中国の軍事技術はどこまで成長したのか?航空エンジン開発にはなお不足も―米シンクタンク

Record China    2015年7月27日(月) 9時12分

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24日、米シンクタンクのCIMSECは記事「中国軍事イノベーションの未来」を掲載した。中国の軍事技術はどのように進化しているのだろうか。急成長する工業は中国の軍事的近代化を変えているのだろうか。

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2015年7月24日、米シンクタンクのCIMSECは記事「中国軍事イノベーションの未来」を掲載した。25日付で環球時報が伝えた。

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中国の軍事技術はどのように進化しているのだろうか。急成長する工業は中国の軍事的近代化を変えているのだろうか。14年にジョンズ・ホプキンス大学出版局から出版された「フォージング・チャイナズ・ミリタリー・マイト」がこの問題を検討している。

読者の興味を引く話題は2点ある。第一に中国の軍事的イノベーションは技術的進歩にばかり依存しており、制度的革新は少ないという点だ。近年になって兵器調達を一元化して効率化する制度刷新をようやく導入したばかり。また、習近平(シー・ジンピン)国歌主席による反汚職運動も制度的革新を進める一助になるかもしれない。

もう一つの話題は現在の技術レベルだ。造船、航空、宇宙などさまざまな分野で中国は長足の進歩を遂げた。しかしいまだに海外に依存している技術、分野も少なくない。航空機のエンジンはその典型だ。民間市場では世界トップの造船も「優れているが突出したレベルにはない」という。軍事衝突が起きて軍事生産を拡大する場合、海外依存はネックになると結論づけている。(翻訳・編集/増田聡太郎

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