Record China 2015年7月28日(火) 2時6分
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26日、韓国では貧富の格差が大きな問題となっている。写真はソウル。
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2015年7月26日、韓国・中央SUNDAYはソウル大学行政大学院と共同企画した「国民の認識調査」を実施した。
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アンケートは、金持ちと貧しい者、20〜30代と50〜60代、慶尚道出身者と全羅道出身者、進歩と保守、高学歴者と低学歴者、首都圏と地方、男性と女性などの集団間の葛藤をどのように認識しているか問う形式で実施した。
その結果、回答者の68.5%が金持ちと貧しい者の葛藤が最も大きいと評価した。次に、進歩と保守(64.8%)、慶尚道出身者と全羅道出身者(51.5%)、20〜30代と50〜60代(48.1%)が続いた。男女の葛藤が大きいと回答した割合は27.5%で最も低かった。
貧富の葛藤を韓国の主な対立とする見方は他の調査でも示されている。韓国社会葛藤解消センターが昨年発表した「2014年韓国人の公共葛藤意識調査」でも、調査対象の88.9%が「富裕層と貧困層の間の葛藤」を最も深刻と回答した。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「三流政治家の三流政治が国をこんな状態にしてしまった」
「資産と不動産の相続贈与を禁止して、生まれ来る者のスタートラインを同じにせねばならない」
「韓国では些細なことでもお互いに争っている。富裕層と貧困層の葛藤が解消されても、必ず他の葛藤ができる」
「結局、世の中カネということだ」
「財閥を含めた大手企業の経営が一族で継承されている事実を見ても、不公平を感じる貧しい者と生まれながらにして富める者との葛藤が問題になるのは当然だ」
「プロレタリアの革命運動が起こるか?」
「この国では貧しい者は卑しい者と見られるからな。そんな理不尽な見られ方をしたら恨みの気持ちも生まれるだろう」
「今までは常に理念論争だけが争点になっていて、大きくなる貧富の格差には誰も関心がなかった」
「ちりも積もれば山となるんじゃなくて、最初から山がなければちりも集まって来ない時代になった」(翻訳・編集/三田)
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