2015年7月28日、あるネットユーザーが香港の空港で起きた中国人旅行客のトラブルについて中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に投稿したところ、多くのネットユーザーがこれに反応した。

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トラブルが起きたのは27日で、香港から北京に向かう香港航空HX304便のフライト遅延が原因となった。乗客は丁寧な対応がないまま6時間待たされたことに腹を立て、搭乗案内が出る前の機内に乗り込もうとした中国人旅行客と航空会社の職員との間でもみ合いが発生。中国人旅行客6人が逮捕され、職員7人が負傷する騒ぎになったが、投稿主は「中国本土の旅行客を差別して問題を解決しないばかりか、航空会社の職員は年配の女性を突き飛ばしさえした。一番腹が立つのは、女性職員が『あんたたち中国本土の人間は何様のつもり？』と罵声を浴びせたことだ」と述べ、「これが香港だ」とつづった。

この投稿に対し、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「もう香港には行かない！」

「香港人の優越感はどこからくるんだろう？香港が発展したのも中国人の助けがあったからなのに」

「香港人が何様のつもりだ？香港だって中国の一部だ」

「客にはっきりとした説明もせず、長時間待たせるなんて！香港航空は恥ずかしいと思わないのか」

「これに比べたら中国の航空会社の客室乗務員はプロ意識がすごい。罵声を浴びせられたって言い返さない」

「年配の女性を突き飛ばしたらしいけど、女性が先に手を出したという可能性はないのだろうか。だとしたら、逮捕されて当然だ」

「フライト遅延は天候不良が原因だと聞いた。天候はどうしようもないよ」

「原因は何であれ、香港人が中国本土の人間を差別するのであれば、中国の土地から出て行けばいい。われわれの国土を汚すな」

「これが中国国内の習慣だから。モラルなんて存在しない」（翻訳・編集/野谷）