2015年7月28日、環球時報（電子版）によると、米太平洋艦隊司令官が中国の南シナ海埋め立てはサンゴ礁を破壊していると批判した。

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米軍準機関紙・星条旗新聞によると、米太平洋艦隊のハリス司令官は24日、コロラド州で開催されたシンポジウムで、中国の南シナ海埋め立てに言及した。過去18カ月で埋め立て面積は3000エーカー（約1200平方メートル）に達する。長大な滑走路や格納庫なども建設されており、軍事目的は明らかだ。人工島を作っても、領有権を主張しても、それは虚構に過ぎず、埋め立てによって多くのサンゴ礁が破壊され、生態系が破壊されたと批判した。

埋め立ての批判に対し、中国外交部は反論。南シナ海は中国の主権下に置かれ、領土内に何を建設しようとも海外の批判を浴びるいわれはなく、建設にあたっては厳格な環境評価を行っており、環境破壊との批判はあたらないとしている。（翻訳・編集/増田聡太郎）